不安と安易な連帯

社会学者は「不安」が「連帯」を生み、集団の中での「道徳」をつくる、っていう。それを「不安道徳」という。不安が多い社会で人は集団として連帯することでやり抜いていこうとするということですねー

だからこそ、複雑な状況で不安になると、分かりやすい話に大衆意識は寄ってしまう。煽動されやすくなる、ということだよねー。 不安は、個人にとっても、社会にとっても、病理的なものを生み出す契機となる。



自分の不安に気付かずに、分かりやすい話に流れてしまう、ということは、精神疾患でもなんでもなく普通のことかもしれないけれど、それはやめないと社会がもたないよねー 個人あっての社会であり、社会あっての個人だしねー